クロッキーかい

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先日、都内某所のとある絵画教室が主催しているクロッキー会に友達と飛び込みで初参戦してきました。

た、楽しかった・・・!!!

ちなみにクロッキーというのは、短時間で対象を速写する素描のことを言います。
私は美大を出てるわけでも美術部に入っていたわけでもないので、今までまともにデッサンというのをやったことがなかったのですが(美術の授業で何回かやった程度…)、生まれて初めて裸婦のモデルさんを生で見ました。
友達が変な目的の輩が集まってたらどうしようとか危惧してましたが(笑)、そんな雰囲気皆目あるわけなく!
結構人が多かったですが、みなさんまじめに描いてましたよ。

周りの人の描いてるのがチラッと見えたりして、それがまた千差万別みんなそれぞれ違った描き方をしていてそれに刺激を受けたり、ただひたすら目に見えたものを紙に写し取る作業に没頭できる時間に幸せを感じたり、モデルさんのサービス精神旺盛なポーズに感動を覚えたり…と、2時間以上の時間があっという間なほど充実した時間を過ごせました。
むしろ1ポーズ1ポーズが5分とか10分とかで描かなきゃいけないから、時間足りなくてぼーっとする暇ありゃせん。

みんながみんな、必死でそこにあるものを2次元へ定着させようと自分の目と手と鉛筆と紙と格闘してて、なんというかその場に、不思議な高揚感を感じたひとときでした。

スタッフの方も初心者な我々に親切に案内してくださったし、いやぁ…よかったなぁ…これは嵌りそう。
また定期的に行きたいな。

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うのうでかく!

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タイトルで気になって読んでみました。
結論から言うと、素晴らしい内容!

初めて絵を描こうという人にはもちろん、今まで描いてきた人にとっても、それまでやってて上手くいかなかった部分や、逆に無意識や自然と行っていたことが簡潔明快に説明されていて、絵を描くということについてより一層の深い理解と自信を与えてくれるように思いました。

絵を描くことについては様々な技術書がありますが、どの技術書もそこには描くことにおいて正しくて重要なことが載っているけれども、どうしても直接的な、やや結果的な内容にならざるを得ないというか、例えば人体のプロポーションはこうだからこう、というような内容で、そこに載っている内容をただ覚えて描く、というような使い方しかできないものが多いと感じます。
それはわかるけど、じゃあ実際描くときはどうやって描いたらいいの?
ここに載っていないものを描くときはどうしたらいいの?みたいな。

この本はそんな疑問に思っていたところの隙間を埋めてくれる存在だと思いました。
自分の中で見よう見真似でやっていたことが、実際どういうことだったのか。
一つずつの知識ではなく、もっと基礎的な部分で理解を促してくれるので、とても応用が効くようになると思いました。
著者の“Rモード”と“Lモード”という考え方は色々と便利でいいですね。
あと「ネガスペース」についても目から鱗だった。

調べたらこの本有名なのかな?今まで全然知らなかった…
お絵かきを嗜んでる人これから嗜みたい人みんなにおすすめ!
私ももっといろんなもの素描していこうと思いました。